ご質問があるのですが、の用法について

FBからの転載です。

私が違和感を感じる敬語の使い方の一つとして自分の質問に対して「ご質問があるのですが」、というのがある。
自分の質問に対して「ご質問」はおかしいと直感的には感じる。

逆に「ご質問はございますか?」は問題ないと思うのは、相手の「ご質問」だからだ。
ただ、「質問があります」より「ご質問があります」の方が、二重敬語だろうが文法的に何だろうが、より丁寧だったり謙譲だったり尊敬のニュアンスや意図が感じられるのは確かだ。
また、この「質問」という名詞に「する」をつけてサ行変格活用の動詞にするとまたちょっと印象は変わってくる。
「ご質問する」か「質問する」か、どちらが適切だろうか?

「ご質問します」と「質問します」ではどうか?

「ご質問させてください」と「質問させてください」だとまた結果は変わるだろうか?
類似の例としては、「ご報告」「ご連絡」「お知らせ」などがあると思うが、この「ご」や「お」を謙譲語、尊敬語と取るか、丁寧語ととるか、色々な解釈というか文脈依存性があるようだが、調べた結果の自分なりの解釈のまとめ。を書こうとしたら、以下が一番まとまっていて、自分の判断と同じだった。
http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/174489.html
「ご○する」の行為者が誰であるか、及び、行為の向かう先のが誰であるのかが重要で、同じ行為の向かう先の相手に対するものであっても、(やや不明瞭だが)相手にとってのメリットがあるかどうか、で判断は変わってくるようだ。
「(相手の為に)ご報告します」「(相手の為に)ご連絡致します」は使っても良い(違和感のない)例という解釈がある。何故なら「報告」や「連絡」は相手にメリットがあるからだ。
「(自分の為に)ご質問します」はおかしい(違和感のある)例。

何故なら「質問」は「私」のものであり、向かう先は相手であっても相手を利するものでないからだ。
(あなた・相手を)利するかどうか、という判断基準はやや疑わしかったり不明瞭な部分があるが、もう少し別の解釈をするならば「報告」や「連絡」は行為者である(私)のものでもあるが、結果的には対象者である(あなた)のものに昇華すると考えられるのではないか。
報告や連絡を受ける側になって考えてみると、それらを受け取ってしまえば、もはや行為者は忘れて、受け取った自分を利する持ち物(情報)としての「報告」であり「連絡」である。(むろん行為者である誰かが完全に消えてしまうわけではないが)
これに対して「質問」は、それを受け取った後であってもあくまで自分の持ち物(情報)とは成り切れず、行為者を利する故に最後まで行為者の顔が消えない「質問」のままだ。
「情報」は自分の為に成り得ても「質問」は(通常は)自分の為のものではなく、質問者の為のもののままだ。
つまり「報告」や「連絡」という単語の内在する意味として行為者も対象者も受益性がある(高い)という側面があり、「質問」という単語の意味として、本質的に対象者の為ではなく、行為者の受益性のみを暗に含んでいる、ということだ。

(言っていることは結局同じでトートロジーっぽくなっているけれど。)
以下も、解説としては割りとまとまっている。

http://nihongo.do-bunkyodai.ac.jp/qandaDisp.php?id=152
教えて〜や知恵袋は回答者の質が担保されてないから混乱気味ではあるが、読んでみる価値はあるかな。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1580966.html
まぁ、言葉の意味や使い方は時代や環境で変わる程度のものではあるんだけれど、「よろしかったでしょうか?」と並んで現在進行形で違和感を感じる言葉遣いだったので。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s